Googleアドワーズ広告と比較して、アダルト系商材に対する規制が厳しかったヤフーの検索連動型広告ですが。
「アダルトビデオ」のヤフー検索結果
「アダルトコミック」のヤフー検索結果
「ラブグッズ」のヤフー検索結果
アダルトワードに対するヤフーの検索広告は、通常のスポンサードサーチとは完全に別物だったはず。
見ての通り、アダルト系の広告がヤフーの検索結果画面にフツーに掲載されていますね。よく見ると「AD(18禁)」と書かれています。これはラピュタ語で「成人向け広告」を意味します。
通常のスポンサードサーチ広告とは完全に別扱いではありますが、ヤフーの検索結果画面には明らかに「アダルト広告」が掲載されているのです。
しかし、現時点で確認したところ、広告リンクのURL形式がスポンサードサーチと同じ仕様に変更され、「AD(18禁)」の表記も通常の「広告」に差し替えられておりました。
ついに一線を越えてきたかヤフー。
これはすなわち、スポンサードサーチの広告管理ツールからアダルト広告が入稿可能になったということなのか?
これまでアダルト検索広告の掲載に消極的だったヤフーが、ついに勃ち上がったのでしょうか。やはり検索連動型広告の成長率が鈍化していることが理由なのでしょうか。
ただし。
掲載審査の基準となる「広告掲載ガイドライン」の内容が、現時点で更新されておりません。
あくまで、知る人ぞ知る「裏メニュー」的な扱いに据え置こうというヤフーの方針か。
それとも近々、広告掲載ガイドラインの正式な変更が行われる……のか?