スポンサードサーチの広告グループに「2,000個」ものキーワードが登録できるのはなぜ?

スポンサードサーチでは、ひとつの広告グループに最大で「2,000個」のキーワードを登録することができます。

広告グループ内の入札キーワード数をできるだけ絞り込み、入札キーワードと広告文の適合性を高めることは検索連動型広告を運用する上での基本ですから、その観点からすれば、「2,000個」ものキーワード登録枠には意味が無いように思えます。

しかし、一見すると無駄に多いキーワード上限数には重要な意図があります。それは、

対象外キーワードを登録するため。

キーワードは何個まで登録できますか | Yahoo!リスティング広告 公式ヘルプ

登録キーワードの上限数は、1アカウントにつき50,000個です。1広告グループには、対象外キーワードと合わせて2,000個までキーワードを登録できます。

ビッグキーワードに「部分一致」で入札した場合、定期的に「対象外キーワード」を追加していると結構な個数に上ることがあります。

単に「キーワード入札」という一面のみを見れば、「2,000個」というキーワード登録枠は多すぎますが、対象外キーワードの追加を考慮すると、それなりに必要性の認められる数であるわけです。

ちなみに、ひとつの広告グループに「入札キーワード」を上限(=2,000個)一杯まで登録するという例も、ないことはありません。

膨大な数の「ロングテールキーワード」と「カスタムURL」、さらに広告文の「キーワード自動挿入機能」を組み合わせるという戦術。いわゆる「~ならアマゾン」系の広告運用ですね。

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