いわゆる「広告」は出稿するまでが勝負。ひとたび広告を出したら後は宣伝効果を神に祈るのみ、というのが世の一般的な認識かと思います。しかし、リスティング広告の世界において、そのような甘い考え方をされているようでは困ります。
リスティング広告は、広告であって広告ではないのです。
あえて言いましょう、投資であると。
- キーワードマーケットの動向を注視しながら新たな戦略を思考し続ける
- 安易な錬金術など存在しないことを知り、細やかな広告運用を継続する
- 市場(インターネットユーザー)の心理を理解するように努める
- 重要なのはキーワードのクリック単価(CPC)ではなく収益性
- 最新の配信データを分析して広告運用にフィードバックする
- 短期的なパフォーマンス変動に一喜一憂しない
リスティング広告の出稿は単なるスタート地点に過ぎません。その後の継続的な広告運用の上手下手により、得られる利益に大きな差が出ます。そして最も大切なことは、広告費に対するリターン(収益)を常に意識しておくということなのです。
そういった投資家的な思考回路を持ち合わせていないようでは、日々新たな競合が参入してくるリスティング広告市場で生き抜くことなどできません。一流のリスティング広告運用者としての社交界デビューなど夢のまた夢でございます。
しかし、貴女が心配なさることはありません。リスティング広告運用にどのような困難が待ち受けていようとも、わたしはいつも、お嬢様のおそばにおります。あなただけの運用担当者として……。
……という途中から妄想全開な誰得セールストークを思わず考えてしまったのは、最近ヤフートップに繰り返し表示されるヤバゲーのこんなディスプレイ広告がしつこいためです。
あっ……だから「執恋」なのか。納得。