コンテンツ向け広告の「広告掲載方式」と「掲載順位」について

Yahoo!リスティング広告の「コンテンツ向け広告」では、以下の3種類から広告掲載方式を選択することができます。

「インタレストマッチ」
登録した広告とインターネットユーザーの興味関心に関連性があるときに広告を表示する

「ターゲティング」
インターネットユーザーの属性に対して広告を表示する

「その他の広告」
配信対象ユーザーを特定せずに幅広く広告を表示する

キャンペーンの広告掲載方式を選ぶ際、次のような疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

広告掲載方式は掲載順位に影響するのか?

その点について、公式サイトのヘルプコンテンツでは情報が公開されていません。ただし、近年のリスティング広告の掲載順位に関しては、ひとつの絶対的な法則があります。その内容は、以下の一言に集約されます。

ヤフーやグーグルの収益が最大化されるように広告の掲載順位が決まる

当然と言えば当然なのですが、リスティング広告の掲載順位は、広告サービスの提供元であるヤフーやグーグルの収益の最大化を目的として決定されます。

Yahoo!リスティング広告、アドワーズともにPPC広告(=クリック課金型)ですから、入札価格がどれだけ高額でも、そもそも広告がクリックされなければ1円にもなりません。逆にクリックが集中する広告でも、CPC(クリック単価)が低ければ、収益への貢献度は低いわけです。そこで考え出されたのが、「品質」と「入札価格」の掛け合わせによる広告掲載順位の決定ロジックです。

入札価格至上主義から脱却後、「品質(その本質はクリック率ならびに関連要素の数値化)」と「入札価格(CPCのベース)」のバランスが優れている(=収益を最大化できる)順での広告掲載を追求してきたのが、リスティング広告の歴史であるとも言えます。

Yahoo!リスティング広告のコンテンツ向け広告の掲載順位に話を戻せば、入札価格に関して掲載方式ごとの違いはありません。したがって、「クリックされやすい広告ほど掲載順位で優遇される」という点に着目して考えれば、「インタレストマッチ」「ターゲティング」「その他の広告」の3つの広告掲載方式のうち、どの形式が有利なのか想像がつくかと思います。

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