検索広告がネット通販詐欺の被害減少に貢献しているという話

常日頃「ウザイ」「消えろ」と一部ユーザーから罵詈雑言を頂戴することもあります検索連動型のリスティング広告。

しかし、この検索広告のおかげで、いわゆる「インターネット通販詐欺」の脅威から守られているユーザーも少なくないはずなのです。

ご存じの方も多いかと思いますが、特定の検索クエリーによる検索結果画面は、ネット通販の詐欺サイトに蹂躙されております。

一例を挙げれば、言わずと知れた「ブランド名×激安」ですね。

検索結果の「1ページ目」に掲載される6ブランド計「60本」のオーガニックサーチリンクの内、実に「57本」が詐欺目的のサイトへとつながっていました。詐欺率なんと「95%」という驚愕の結果。大丈夫かGoogle。

Googleも当然ながら対策しているはずなのですが、それでも通販詐欺SEOスパム業者とのイタチごっこが続く現状。

そこでだ。

自然検索結果がスパムなら、検索広告で埋め尽くせばいいんじゃね?

ヴィトン激安

これですよ。

ファーストビューの大半を検索連動型広告で専有してしまえば、検索ユーザーが詐欺サイトのリンクをクリックする確率は確実に減少します。

そうです。

ヤフーがこれでもかと言わんばかりに大量掲載しているスポンサードサーチ広告のおかげで、詐欺サイトへの誘導率は低下していると考えられるのです。

完全に検索エンジンのアルゴリズムで制御されている自然検索(オーガニックサーチ)結果とは異なり、検索連動型広告には、曲がりなりにも「掲載審査」が行われています。

すなわち「安全性」「信頼性」という観点からすれば、自然検索結果よりも検索連動型広告の方が優れているわけです。

ですから皆さん。

広告を嫌わないでね。

安心してクリックしてね。

そしてそのままコンバージョンしてね。

ただし、リスティング広告の掲載審査も完璧ではないのですけれどね。

最終的には自分自身の注意力。

例の「うそはうそであると見抜ける人でないと難しい」という一言は、やはり至言。

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