楽天の偽装サイトが隆盛のようですが。
偽サイトは、楽天市場のロゴやバナーを掲示するなど正規の楽天市場や出店ショップにそっくりな見た目だが、URLは本物と異なっている。商品を注文しようとすると、楽天市場の登録フォームにそっくりなページに誘導し、氏名や住所、クレジットカード番号などを盗み取ろうとする。
インターネット通販に関連した詐欺行為は、昨日今日に始まったことではありません。
特に「ブランド名×激安」のキーワードでインターネット検索すると、高確率でネット通販詐欺のサイトが「一位表示」されるというカオスな状況にあります。「激安」でインターネット検索する人は、通常よりも「だまされやすい」というデータでもあるのでしょうか。
ヴィトン激安
プラダ激安
グッチ激安
シャネル激安
エルメス激安
モンクレール激安
検索結果上位の大半は詐欺サイトへのリンク……だと!?
上記有名6ブランドの「激安」掛け合わせキーワードをGoogleで検索してみたところ、自然検索結果の第一位はすべて詐欺サイトでした。
それどころか、検索結果の「1ページ目」に掲載される6ブランド計「60本」のオーガニックサーチリンクの内、実に「57本」が詐欺目的のサイトへとつながっていました。詐欺率なんと「95%」という驚愕の結果。大丈夫かGoogle。
別の視点から見れば、詐欺業者の検索エンジン最適化のテクニックが素晴らしいとも言えるのですが……SEOにおける「コンテンツイズキング」に真っ向から戦いを挑み、そして見事に勝利していやがる。
そのSEO技術……真っ当なビジネスに活かせよ。ほんとに。