公式サイトへの掲載は現時点で確認できませんが、ヤフーからメールで通知が届いておりました。
例の「広告配信先レポート」関連トラブルの対応策の一環です。
2. 対応と再発防止策
2014年4月23日に広告配信先レポート機能を一時的に停止しました。現在は、広告配信先レポートを表示させることはできません。レポートを出力した広告主には、当該レポートの削除依頼を要請します。また、オンラインストレージサービスのダウンロードページでの広告掲載を一時的に停止しました。
今回の事象を深く受け止め、再発防止策として、広告配信先レポートの機能改善、掲載パートナーへのさらなる注意喚起を行うとともに、掲載パートナーへの広告配信システム上での対応を検討しています。
対象となるのは以下3種類のダウンロードファイル。
- 従来の広告配信先レポート
- 広告配信先レポート
- 「プレイスメントリスト作成」画面の「候補を検索して選択」タブより、表示されたURLをCSV形式でダウンロードしたファイル
漏洩リンクが出力された「広告配信先レポート」が破棄対象であることは当然なのですが、他にも2種類のレポートが対象となっております。
従来の広告配信先レポート
「2014年4月18日(金)」以前の広告配信先URLを取得できるレポートです。
「firestorage」については影響範囲が「2014年4月20日~2014年4月23日」のため該当しませんが、「sharedfile.jp」の方は「開始日調査中~2014年4月23日」となっておりますので、念のため、プレイスメントターゲティング実装以前のレポートも破棄対象に含めたのだと思われます。つまり、かなり以前からリンクデータが漏れていた可能性もあるということ。
「プレイスメントリスト作成」画面の「候補を検索して選択」タブより、表示されたURLをCSV形式でダウンロードしたファイル
現在、YDNの「プレイスメントリスト管理」画面に以下のアラートが掲載されております。
ツールにより提案されるプレイスメントのURLが「ドメイン表示まで(=ディレクトリ無し)」に制限されています。この機能制限が発動される以前の「ディレクトリ階層」まで含まれたダウンロードファイルについて、破棄してほしいという依頼だと思われます。
「広告配信先レポート」機能はいつ復活するの?
広告管理ツールのアラートによれば、「広告配信先レポート」の復旧は5月中に行われる模様。
「従来の広告配信先レポート」については触れられておりませんが、このままご退役でしょうか?