*以下の内容は 「スポンサードサーチ Ver.3」 に対応しています。
スポンサードサーチのレポートの数値を見ていると、クリック数がインプレッション数(広告の表示回数)を上回っている場合があります。
インターネットユーザーの検索行動に連動して広告が表示され(インプレッション)、次に表示された広告がクリックされる、というのがスポンサードサーチの仕組みですので、「クリック数>インプレッション数」という状況は、理論上あり得ないように思えます。
しかし、以下の条件においてはこういった現象が発生する可能性があります。
クリックが日付をまたいで発生した
インターネットユーザーの検索行為によって広告が表示され、その後、深夜0時をまたいでクリックが発生した場合、インプレッションは「前日」、クリックは「翌日」にカウントされます。
これにより、一見するとインプレッションを伴わないクリックが「翌日」分として計上されることになります。
インプレッションが無効と判断された
「不正クリック防止システム」により、クリックが無効と判別されるケースがありますが、これと似たようなシステムがインプレッションのカウントに関しても機能しています。
クリック、インプレッションの「有効/無効」は、それぞれ個別に処理され、システム上では「無効」と判別された(が、実は有効だった)インプレッションに対して「有効」なクリックが発生することが、まれにではありますが起こります。この仕組みによって、レポート上ではインプレッションを伴わないクリックが発生したように見えることがあります。