アシストプランの無料キャンペーンにヤフーのなりふり構わぬ必死さを見る

スポンサードサーチの初期設定サービス「アシストプラン」が無料になるキャンペーンが、またまた実施されています。2012年9月19日(水)18:00までの期間限定。

初期設定サービス アシストプラン

通常の初期設定サービス料金(30,000円~)が無料になる点はお得なのですが、今回の見過ごせないポイントは以下の条件指定です。

提案書の納品と同時に広告掲載を開始していただける方限定!
本キャンペーンでは提案書の納品と同時に、自動的に広告掲載が開始されます。

すなわち、ヤフーリスティング側の提案する内容で、有無を言わさず広告掲載が開始されるわけです。言い換えれば、広告主側による広告掲載前の内容チェックは省略されるということ。

今回、このような条件でキャンペーンが実施された背景を(あくまで個人的にですが)推察すると、結論は以下の一言に集約されます。

売り上げ厳しいのか?

新経営陣の手腕が本格的に問われる第2四半期(七月~九月)ですから、ヤフージャパンの広告売り上げの7割、全社売り上げの4割を占めるリスティング広告(ちなみに前四半期は307億円。ひと月あたり100億ちょい)は期待もプレッシャーも相当なはず。今四半期の締めは9月ですので、今回のキャンペーンは、それまでに可能な限り売り上げを伸ばす、という必死さの発露とも受け取れます。

そのあたりのウラ事情も理解しつつ、キーワードや広告の作成にプロの手を借りたいという方はぜひ利用してみてください。もしも提案された内容が気に入らなかった場合、スポンサードサーチの広告管理ツール上で即座に「一時停止」すればOKなのでは、と最後に一言アドバイス。

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