ネットユーザーは「何度も検索する」という事実を前提にキーワード広告を打つ

たった一度の検索で完結することは少ない。

インターネットユーザーの検索行動について調査した英文記事より。

ネットユーザーは「何度も検索する」

65%の検索セッションにおいて、ユーザーは複数回の検索を実行しています。たった一度の検索で目的を達成できる可能性は低いということ。

では、当初の検索で目当ての情報を見つけられなかったユーザーは、次にどんなキーワードで検索するのか?

ひとつの有力候補は、言わずと知れた「関連検索キーワード」です。

関連検索キーワード

検索エンジンによって「おすすめ」される関連キーワードによって検索される確率が高いということは、当然それらのキーワードに対するリスティング広告の出稿は必須となります。

今回参照した上記の英文記事では、以下のように考察しています。

Users were indeed more likely to click on advertisers that appeared more often in the same session.

Specifically, the study showed that an advertiser who appears at least 10 percent of the time for both the initial query and the follow-up query received an average lift of 47 percent of their initial CTR on the subsequent search.

ユーザーは実際に、検索セッション中により頻繁に目にした広告をクリックする傾向があった。

具体的に言えば、当初の検索と補助的な検索の総数に対し、少なくとも「10%」以上の確率で広告が表示された場合、クリック率は「47%」上昇した。

いわゆる「単純接触効果」というヤツでしょうか。

いずれにせよ、主要な検索キーワードに対する広告入札を行うと同時に、その関連検索ワードにも広告を出稿しておくことが大切。

フレーズ一致や部分一致でカバーするのもひとつの方法ですが、広告テキストの最適化(同じ広告主だと分かる範囲で)等々まで考慮すると、関連検索ワードへの網羅入札はやはり重要なのです。

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