地味に重要な事実をさらりと告白するヤフー。
クリスマス商戦のおすすめキーワードの話題はひとまず置いといて。
問題となるのは最後の最後。
固有名詞は、インターネットユーザーによってそれぞれ書き方や呼び方が異なります。さらに、スマートフォンではキーワードの打ち間違いが多く発生するため、固有名詞をキーワードとする場合は、”通称”や”略語”、カタカナ・ひらがなの違いなど、表記の「揺らぎ」となる語句はすべて登録しましょう。
まさかの「表記違い」キーワード全登録推奨。
一般的なキーワードの場合、表記の「揺らぎ」に関しては、マッチタイプの「完全一致」や「フレーズ一致」でも網羅できているはずなのですが。
変換ミスや省略形、漢字・ひらがな・カタカナの表記違いなど、インターネットユーザーが入力したキーワードと登録キーワードの表記が違う場合でも、同じキーワードであると判断した場合は、完全一致やフレーズ一致で広告を表示します。
その仕組みが、どうやら「固有名詞」に関してはうまく機能していない模様。判断基準となる検索データが不足しているという理由だと思われます。
すなわち、「一般名詞」と「固有名詞」では、入札キーワードの登録パターンを変えるべし、という結論になります。
ブランド名や社名や商品名。
そういった固有名詞を「完全一致」や「フレーズ一致」で入札し、「表記違い」の検索クエリー対応を広告配信システムに依存している場合、念のため、広告の配信状況を再確認した方がよいかもしれません。
ちなみにアドワーズ広告も状況は同じなのでしょうか。辞書機能は両社別々でやってた気もするが。