認めたくないものだな。自分自身の「仮説」の過ちというものを。

リスティング広告の運用において「仮説」通りに事が運ばず、「コンバージョンが獲れない」「費用対効果が改善しない」という状況は誰にでもあります。

想定通りに物事が進まないときには、焦ったり、何をしていいのか分からなくなったり、出社を拒否して「もうやらないからな! 誰が二度とリスティング広告なんか使ってやるものか!」と叫んでしまうこともあるかと思います。

広告運用の要、諸君らが信じてきた「仮説」は外れた。何故だ!

仮説だからさ。

自分自身の若さ故の過ちというものを誰しも認めたくないものですが、ある意味で「仮説」は外れて当たり前。失敗もせずに一人前になった奴など、どこにもいないのです。

我々はひとつの「仮説」を失った。しかし、これは敗北を意味するのか?

否! 始まりなのだ!

「仮説」が当たるに越したことはありません。でも、当たらなくてもどうという事はない。仮説はあくまで仮説。ザクはあくまでザクなのです。過大評価し、不必要に気落ちすることはありません。

大切なのは、その「仮説」によって、どんな配信データが得られたか。そしてそのデータをいかに活用するか。SEM-LABOの阿部氏も先日ブログで語っておられましたが、結局のところ「仮説が外れた後に何をするか」が問われるのです。

当初の「仮説」によって取得した広告配信データは残っているはず。ならば、そのデータを基にして次の策を練りましょう。落ち込んでいる暇があるのならば、データを調べ、次の手を考える。そして行動する。

まだだ! まだ終わらんよ!

転んでもタダでは起きないことです。七転八起の精神は、リスティング広告の知識や運用経験以上に重要。たかがメイン仮説をやられただけで、戦うことを諦める必要などないのですから。

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