検索連動型広告が「広告」だと気付いていない人が「40%」という調査結果

英国の事例ですが。アドワーズの話ですが。

検索エンジン利用者の「40%」が、検索結果ページに表示される「検索連動型広告」が「広告」であると気付いていないという記事が公開されています。

81% of users clicked on Google Adwords listings as opposed to natural search results.

Further investigation of this surprising bias revealed that 41 out of the 100 individuals tested did not know that Adwords were paid-for adverts, believing them instead to be the most authoritative links.

「81%」の検索ユーザーが、「自然検索結果」ではなく「アドワーズ広告」をクリックしていた。

さらなる調査で判明したのは、調査対象者である100人中「41人」が、アドワーズが有料広告リンクであることを知らず、それどころか、それらが最も信頼できる検索結果のリンクだと信じていたということである。

海外の事例であり、調査対象者のITリテラシー等の詳細が不明(「webのヘビーユーザーに限らない一般的な人々」という補足説明はありますが)なため、そのまま日本の現状とイコールであるかは分かりませんが、記事中で紹介されている以下のヒートマップは、SEM業界では有名。

検索ユーザーの検索結果ページにおける行動について、「マウスカーソルの動き」や「リンクのクリック」といったデータを基に可視化したものですね。

ヒートマップ

赤枠の部分が、アドワーズ広告のプレミアムポジション。検索ユーザーの注目度が非常に高い。

さらに言うなれば、広告テキストの「頭」の部分に視線が集中しています。「タイトルや説明文の前半にキーワードを入れる」が効果的な証拠ですね。

また、右側(イースト)に掲載されている広告にも、それなりの効果が期待できることが分かります。

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