スマホ版Yahoo!の「タイムライン化」でYDN広告が凄いことになりそう

昨年から予告されておりましたが、「Yahoo! JAPAN」のスマートフォン向けデザインがいよいよ変更され、それに伴って広告表示形式も刷新されます。

Yahoo! JAPANがスマホ向けUIデザインをタイムライン化

ターゲット層に的確にアプローチできるインフィード型の広告

Yahoo! JAPANは、今春、スマートフォン版「Yahoo! JAPAN」、Yahoo! JAPANアプリをタイムライン型に変更する予定です。Yahoo! JAPANのサイト内で長い時間楽しんでいただけるよう、パーソナライズされたコンテンツを提供します。

時代の流れというべきか、スマホ対応の一環として、Yahoo! JAPANがついにタイムライン化。おいそこ「yahoo.com」の後追いとか言わない。

yahoo.com

トップページの掲載広告も新しい形式に

そして、スマホ版ヤフーのトップページにおける広告表示についても、これまでとは異なる方式に変更されるとのこと。

新しい広告ラインナップは、以下の2種類。

  1. スマートフォンでのブランディングを可能にするビデオ広告
  2. ターゲット層に的確にアプローチできるインフィード型の広告

ビデオ広告に関しては、少なくとも当初は「プレミアム広告」による配信になるはず。

一方で「インフィード型」広告については、Yahoo!プロモーション広告の「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」が採用されます。つまり、ヤフーのトップページへの広告掲載が、これまでよりも簡単に(しかも恐らく格安で)実現できるということ。

我らのYDN広告が天下を獲る日が、ついに到来するのでしょうか。

スマートフォン版「Yahoo! JAPAN」、Yahoo! JAPANアプリのパーソナライズされたコンテンツ上にYahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)のターゲティング機能を活用し、最適なターゲット層に的確にアプローチすることが可能です。

果たして、どの「ターゲティング機能」が使用できるのか。

「サイトリターゲティング」と「サーチターゲティング」が普通に使えるのならば、威力抜群の武器になりそうですね。ヤフーのトップページ×サーチターゲティングとか想像しただけで凄そう。

それから、広告形式(テキスト、ディスプレイ)も気になる点です。

スマホ版Yahoo!トップページ広告

広告のサンプル表示例を見る限りでは、「テキスト+画像」になるようですが、画像は広告主の側で自由に設定できるのでしょうか。それとも「画像自動付与」の機能で対応してくるのか。

「Twitter広告」の配信にも期待できそう

なお、昨今のYahoo! JAPANとTwitter社の親密度から察するに、トップページのタイムラインにTwitter関連のコンテンツを表示させてくる可能性は高いと推測されますし、そうなれば当然、トップページの広告商品として「Twitterプロモ商品」の参戦もあり得ます。

ヤフーの「スマデバファースト」の流れを一段と加速させる今回の公式発表ですが、スマホ向けリスティング広告運用の観点からも、中々面白いことになりそうです。

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