ベネッセとジャストシステムの「仁義なき戦い」は検索広告も主戦場

過去最大と言われる顧客情報漏洩に関連して。個人的にも直撃喰らった模様。

通信教育大手ベネッセホールディングス(岡山市)の顧客情報の大量漏えい問題で、通信教育事業を手掛けるIT事業者「ジャストシステム」(徳島市)が、流出情報を利用していたことが10日、ベネッセ関係者への取材で分かった。名簿業者から購入した可能性がある。

ジャストシステムは1979年創業のソフトウエア会社。文字変換や辞書の技術を開発し、ワープロやパソコンに文字を入力するソフト「ATOK(エイトック)」や「一太郎」を生み出した。2012年からは小学生向け通信教育「スマイルゼミ」を提供している。

競合他社の客を獲りにゆくという戦略は、ある意味で商売の基本でもあるわけで、その点においては検索広告も主戦場となっております。

「進研ゼミ」のヤフー検索結果

進研ゼミ

「こどもちゃれんじ」のヤフー検索結果

こどもちゃれんじ

競合他社の指名系キーワードを利用した広告入札の極みと言えますが、今回の一件は、こういった「仁義なき戦い」の延長線上にあるのではないかと。

いずれにせよ、長年のATOKユーザーであり、息子たちが「こどもちゃれんじ」のお世話になった身としましては、両社ともに今回のゴタを乗り越え、末永く繁栄して頂きたいと思う次第です。ホントに。

ピンチはチャンス。ですから。

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