Yahoo!プロモーション広告を「複数のユーザー」で運用する方法

Yahoo!プロモーション広告のアカウントは、複数のユーザーで運用管理することが可能です。

広告アカウントの開設当初は、アカウントを作成した当人が「管理者」として登録されているだけですが、後から「利用者」を追加することで、異なるアクセス権限による柔軟な広告運用体制を構築することができます。

広告管理ツールから「利用者」を追加する方法

初期ユーザー(管理者)としてログインし、広告管理ツールの「権限管理」タブから「利用者を追加」をクリック。

利用者を追加

「ビジネスマネージャー」のページに遷移し「従業員一覧」が表示されるので、右上の「従業員新規登録」をクリック。

従業員新規登録

「従業員情報詳細」の必要事項(氏名、メールアドレス等)を入力後、「ツール権限」の「ツール利用権限」、「法人権限」の「法人権限なし」にチェックした上で、ページ最下部の「確認」をクリック。

ツール権限

入力内容の確認画面に遷移するので、内容に間違いがないことを確認し、ページ最下部の「登録」をクリック。すると、「従業員情報詳細」で入力した新規ユーザーのメールアドレス宛てに、以下の件名のメールが届きます。

Yahoo! JAPANビジネスIDのお知らせ[*ここにランダムな数字が入ります]

メールを受信した新規ユーザーが、メールに記載されている「認証用URL」をクリックすることで、「ビジネスID認証」のページが開きます。

ビジネスID認証

任意のパスワードを設定して「認証」をクリック。

「ビジネスID」の認証が完了

ここまでの一連の流れによって、新しい「ビジネスID」の認証が完了します。「Yahoo!ビジネスセンター」のリンクをクリックし、遷移先ページでログアウトします。(重要)

次に、Yahoo!プロモーション広告の広告管理ツールに、当初の「管理者」のユーザー権限で再度ログインしてください。

「権限管理」タブから「利用者別のアカウント権限管理」のページを開くと、先ほど登録した新しい「利用者」が表示されているはずです。そのユーザーの右横にある「アカウント権限の設定」をクリック。

アカウント権限の設定

広告サービス(スポンサードサーチ、YDN)ごとに適切なアクセス権限を設定し、「保存」をクリック。

アクセス権限を設定

以上で、新しい「利用者」の追加、ならびに当該の「利用者」に対するアクセス権限の付与が完了します。

利用者の「アクセス権限」の種類について

以下の3つのアクセス権限が存在します。

権限なし
新規に追加した「利用者」の初期状態です。この権限では基本的に何もできません。

参照権限
広告アカウントの運用状況を「参照」することのみ可能なアクセス権限です。つまり、広告のパフォーマンス等の情報を「見るだけ」しかできず、キャンペーン内容の編集や、入札価格の変更といった広告運用の実務を行うことができません。

登録更新権限
広告運用の実質的な担当者が必要とするアクセス権限です。キャンペーン内容の編集や、入札価格の調整など、アカウントの内容を「変更」する作業を行うことができます。ただし、新規ユーザーの追加や広告費の入金管理などはできません。

各権限の詳細につきましては、以下の記事で説明しています。

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