通販サイトにおける「検索連動型広告」と「自然検索」のトラフィック比較

米国のretail site(小売業者のウェブサイト)における、「検索連動型広告」と「自然検索」のトラフィックデータを比較した調査結果。

「検索連動型広告」と「自然検索」のトラフィックデータを比較

コンバージョン率や客単価に関して、「検索連動型広告」が「自然検索」を上回っております。

ユーザーの入力した「検索クエリー」に対し、最適化された広告テキストやランディングページを用意できる、という「検索連動型広告」の長所が影響しているのではないかと推測されます。

ただし、「ペイドサーチ」の名の通り、当然クリックごとにコストが生じるわけですから、この調査データだけで一概に「リスティング広告がSEO施策よりも優れている」と言えるわけではありません。基本的には補完関係ですし。

しかし、

MarketLive also found the revenue from paid search grew to 44 percent of revenue from all search engine traffic, including organic. Paid search accounted for about one-third of search engine visits, which is a pretty big increase compared to 26 percent in 2012.

MarketLiveの調査結果によれば、「検索連動型広告」からの収益は、検索エンジン経由(自然検索含む)の収益全体の「44%」を占めるまでに成長した。「検索連動型広告」経由の訪問者は、検索エンジンのトラフィック全体の約「3分の一」に相当し、2012年度の「26%」と比較した場合、非常に大きな伸び率を示している。

日本でも、昨今のヤフーの動きを見ても分かる通り、検索結果ページにおけるリスティング広告の「掲載本数」は増える傾向にあります。

それは取りも直さず、「検索連動型広告」からのトラフィックが増えるということ。

したがって、SEOだけで検索エンジン経由の集客が成立する時代は終わっており、リスティング広告の重要性がこれまで以上に高まりつつあるのは確実です。立場上ポジショントークに聞こえてしまうという点については重々承知しておりますが、結構本気で断言しておきます。

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