「サイトリターゲティング」のプライバシーポリシー審査は「第三者指摘」のみ

運用が開始された、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク「サイトリターゲティング」特有の掲載審査について。

YDNの「サイトリターゲティング」を利用する際には、訪問者の「行動履歴」情報を収集するウェブサイトのプライバシーポリシー内に、関連事項の記載が必要となります。

この記載の有無について掲載審査が行われるわけですが、では「第三者による指摘」とは何か?

誰か「このサイトですがプライバシーポリシーの記載がありませんよ。ヤフーの旦那」
ヤフー「うむ。ほめてつかわす」

つまり、プライバシーポリシーの不備を発見した「誰か」による「密告」ベースの審査ということです。

この「第三者指摘」に関しては、特に「スポンサードサーチ」の広告テキスト表記違反や薬事違反について、結構活用されている感があります。つまり、競合広告がガイドライン違反で「掲載停止」になれば得をする「誰か」がヤフーに通報しているわけですが。

ただし、リタゲのプライバシーポリシー違反については、通報者にとって直接的な「メリット」が無いため、あまり指摘する人はいないのではというのが個人的な予想。それでも必要事項の記載は忘れずに。

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