「スマホ広告」運用の参考になりそうなインフォグラフィックス

モバイルデバイスを利用するユーザーの購買行動を説明したインフォグラフィックス。

全部で6つのインフォグラフィックスが紹介されていますが、スマホのリスティング広告運用で参考になりそうな最初のヤツ(Mobile path to purchase)に注目。英国におけるスマホやタブレット端末を利用した購買行動に関する調査事例。

その他のカスタマーサービスとかソーシャルメディア関連の情報図解も見てみると面白いのですが、リスティング広告に直接関係しないので省略。興味ある方はリンク先でご確認ください。

This week's top six infographics

モバイル検索の発生

  • スマホやタブレット端末における情報検索行動の「84%」は、検索エンジン経由で行われている
  • 「66%」の検索行動は、明確な必要性に基づいているわけではない
  • モバイル検索を「補足」する目的でPCによる検索が発生。飲食店検索の「37%」、旅行検索の「62%」、自動車関連検索の「54%」で行われている

アプリ経由の検索が増えているという声も聞きますが、検索エンジンの利用がまだまだ主流か。

タブレット端末は自宅で、スマートフォンは外出先で

  • 地理的な「近さ」はとても重要。スマホやタブレット端末によって検索するユーザーの「50%」は、期待する検索結果として、徒歩や車で行ける距離内の情報を求めている
  • タブレット端末による検索の「81%」は、自宅で行われている
  • スマホによる検索の「58%」は、外出先で行われている

米国の例と比べると、外出先でのスマホ利用率が高い模様。日本はどうでしょうか。

モバイル検索のカギは位置情報

  • スマホユーザーは近場の連絡先情報を探し求める傾向がある。「77%」が店舗の所在地、「67%」が店舗への道順、そして「47%」が電話番号を調べている

価格比較やレビュー情報についても、地理的に「近い」情報を参考にしている模様。

モバイル端末を利用する消費者は「広告」に注目

  • 「3人中2人」のユーザーはモバイル広告に気付いており、「5人中1人」は広告をタップしている
  • 消費者がモバイル広告をタップする「3つの主要な理由」。「近場だから」「知っているブランドだから」「お得感」

購買や店舗訪問といった行動を最も刺激する広告は、スマホでは「検索連動型」、タブレット端末の場合は「クーポン訴求」だそうです。

モバイル検索から購入行動までは時間を要する

  • モバイル検索後、「一日以内」に結論を下す確率は、スマホ「66%」、タブレット端末「52%」
  • 「一日以内」に購入する確率は、自動車関連「29%」、旅行「31%」、飲食「59%」

米国のユーザーが即決すぎるのか。国民性の違いですかね。

モバイル端末経由の購買行動は商材を問わない

  • 「56%」のモバイル検索は購買行動につながっている
  • 検索行動が購入という結果に行き着く確率は、飲食「78%」、旅行「47%」、自動車関連「44%」

飲食店検索におけるコンバージョン率は高そう。出先で検索して店舗へ直行するパターン。

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