Yahoo!プロモーション広告「審査エクスプレスパス」によりSEM業界に激震走ル

Yahoo!プロモーション広告「正規代理店」の頂点に君臨する、五つ星(★★★★★)のキラキラ代理店アイレップ。

そのアイレップが、Yahoo!プロモーション広告「2013年度上半期審査エクスプレスパス」の取得をドヤ顔でプレスリリースしております。

大手のリスティング広告代理店経由の場合、ヤフプロ広告の「掲載審査の基準」が通常とは異なるというのは、これまでも知る人ぞ知る事実であったわけですが。一例を挙げれば、薬事関連の審査などですね。

今回、Yahoo!プロモーション広告が「新制度」として導入した「審査エクスプレスパス」は、さらに一歩進んだ広告掲載審査フロー改正宣言です。まさにディープインパクト。

メリットは以下の一文で説明されます。

全てのスポンサードサーチの広告出稿審査において、半年の期間、事前審査が免除

分かりやすく言えば、東京ディズニーランドの人気アトラクション「ビッグサンダー・マウンテン」に「待ち時間ゼロ」で乗車できるレベルの優待エクスプレスパスとなります。

個人的に裏事情を推測すれば、とくにスマホ広告の出稿が爆発的に伸びている影響により、事前審査の対応が追いつかなくなってきているのでしょう。「3日じゃ終わらねーよ」的な。

審査エクスプレスパス付与基準について

1. 三つ星(★★★)以上の正規代理店であること
2. 以下の項目の数値が、全て基準値以下であること

「非承認率」
「掲載できない商品/サービスへの違反入稿率」
「適合性違反率」
「他社商品/サービスに関連した入稿率」

3. Yahoo! JAPANの定めるレッドカード該当行為を直近半年間にしていないこと
4. 前付与期間において、エクスプレスパスの資格を期中に剥奪されていないこと

「他社商品/サービスに関連した入稿率」が付与基準に含まれているという点については、すべての広告主が知っておくべきでしょう。それだけ同種の事例が「問題」を引き起こしている(=ヤフー的にはNG判断)という証拠なのですから。

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