「地域名」の組み合わせキーワードを徹底活用する

インターネットユーザーの検索行動として、「検索対象+地域名」という検索クエリーの使用は最もポピュラーなもののひとつです。

例を挙げれば、「賃貸 渋谷」で渋谷周辺の賃貸物件を探す場合や、「六本木 焼肉」で六本木近辺の焼肉屋を探す、などが該当します。

リスティング広告で「地域名組み合わせキーワード」に入札するのは、その地域に店舗や物件が存在するケースが本命ですが、その他にも活用できる場合があることをご存知でしょうか。

Yahoo!リスティング広告の掲載ガイドラインには、地域名の組み合わせキーワードについて、以下のような説明があります。

【キーワード:エリアを限定しないサービスの地名への入札】

実際にサービスを受けるエリアが限定されないものについては、あらゆる地域名(県、市町村など)との組み合わせキーワードへの入札が可能です。

[エリアを限定しないサービスと組み合わせキーワードの例]

・ 全国配送を行うフラワーショップなど通信販売を行うもの
(フラワーショップのキーワード例) 「東京 フラワーショップ」「花 大阪」など

・ 全国対応の探偵、弁護士、家庭教師派遣、引越
(引越サービスのキーワード例) 「引越 北海道」「沖縄 引越会社」など

・ 通信教育、Eラーニング
(Eラーニングによる英会話講座のキーワード例)「英会話 福岡」「仙台 英語 Eラーニング」など

通販業者を例に挙げれば、「商品名+地域名」というキーワードへの入札が可能です。扱っている商品が地域名との組み合わせで検索される頻度が高いもの(例:焼肉、ラーメン、スイーツ etc.)であれば、相当数のインプレッションが獲得できます。

ユーザーの主要な検索目的はあくまでその地域の実店舗と考えられるため、高いクリック率は期待できないかもしれませんが、「商品名+通販」等の通販系組み合わせキーワードに比べ競争が激しくない(=競合広告が少なく、低価格で上位表示できる)場合も多いため、集客キーワードとして一考する価値はあります。

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